望まないペットから大切な家族の一員

実家にペット・雑種の犬が1匹います。現在6歳のメスです。
もともとは子犬の時に妹が保健所から譲り受けたもので、当然ながら妹が飼っていました。
その妹がペット不可のマンションへ引っ越すことになり、半ば強引に実家へ置いていきました。
両親は犬は嫌いではありませんが、自分達が望んだペットではなかったため、あまり乗り気ではありませんでした。
仕方なく嫌々世話をするという感じでした。

ですが、飼ううちに犬もなつき両親の言葉をある程度理解するようになりました。
反応を示すようになると両親も愛情が湧いてきたらしく、可愛がるようになりました。
外出から帰れば飛びついて喜び、全身で喜びを表現するようにもなりました。
既にその頃には、両親にとって家族となっていました。

私は県外に住んでいますので、お盆とお正月くらいしか帰省できません。
ですが、私達家族が帰省した時も、喜んで走ってきます。
ソファに座れば横に飛び乗り手をペロペロと舐め、朝は起こしにきます。
飼い始めた頃は無責任な妹に対する不満から、あまり可愛いとは思いませんでした。
それが帰省を待ち望んで喜ぶ姿を見れば、もはや大切な家族という実感がします。

誰かが無言でいれば心配そうに顔を覗きにきますし、寝込んだ時は横にそっと寝そべって様子を見守ってくれます。
言葉こそ話せませんが、家族全員を気遣ってくれている気持ちが伝わってきます。
肥満の影響からヘルニアを患っていて、年齢的にもあと何年生きられるかわかりません。
ですが、大切な家族の一員として、いつまでも元気でいて欲しいと思います。